作成日:2020/09/25
男性の育児休業取得に取り組む企業へ助成金が出ます
共働き家庭が増え、男性の積極的な育児参加が求められてきている昨今、
働き方改革の一環として国は「両立支援等助成金」を設けました。
男女の労働者が仕事と家庭の両立ができるように支援するための取組を行った事業主を支援するための助成金です。
4つのコースが設けられている中、今回は「出生時両立支援コース」のご紹介です。
https://www.mhlw.go.jp/content/000623758.pdf
【ポイント】
@正社員もしくは無期雇用で週20時間以上勤務する男性従業員が対象
A子供が産まれた後8週間後までに開始する育児休業であること
B育児休業や育児勤務について、就業規則に規定していること
C次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画を策定し、労働局に届け出ること
【中小企業の支給額】
@1人目の育休取得 57万円
A2人目以降の育休取得 a育休5日以上 14.25万円
b育休14日以上 23.75万円
c育休1か月以上 33.25万円
中小企業の場合、5日間以上の育児休業をパパが取得することで1人目の場合は57万円。
生産性要件、個別支援加算の要件を満たすと、この金額は84万円となります。
事業所にもこの助成金はメリットになりますし、5日間でもパパが育休を取ることはママの安心につながります。
先日、両立支援等助成金支給申請の手引きの2020年度版が公開されました。
https://www.mhlw.go.jp/content/000672841.pdf
詳しくは、ミドリ社労士事務所へお問い合わせください。