作成日:2021/06/02
高年齢者を雇用するなら助成金を活用しましょう
65歳超雇用推進助成金は、65歳以上への定年引き上げや高年齢者の雇用管理制度の整備など、あるいは高年齢の有期契約労働者を無期雇用に転換した事業主に対して助成される制度です。
65歳超継続雇用促進コースは、原則的に1事業主に対して1回限りの支給となりますが、所定の要件を満たすことにより5万円から最大160万円までの助成金を受給できます。
【65歳超継続雇用促進コースの主な要件】
●労働協約または就業規則により、『65歳以上への定年引き上げ』、『定年の廃止』、『希望者全員を66歳以上まで雇用する継続雇用制度の導入』、『他社による継続雇用制度の導入』のうち、いずれかの制度を実施したこと。
●就業規則により定年の引上げ等を実施する際に、社労士などの専門家に就業規則の作成または相談・指導を委託し、経費を支出したこと。
●支給申請日前日までに、高年齢者雇用推進者の選任および教育訓練の実施や作業環境整備等の高年齢者雇用管理についての措置を実施していること。
●65歳以上への定年引き上げの実施日より1年前から申請日の前日までの間に、高年齢者雇用安定法の対象規定に違反していないこと。
●1年以上継続して雇用している60歳以上の雇用保険被保険者が1人以上在籍していること。
人材不足に対応するために高年齢者の雇用を積極的に行うこと、そして助成金を上手に活用し、安定した雇用環境を構築しましょう。
詳しくはミドリ社労士事務所までお問い合わせください。
リーフレット
https://www.mhlw.go.jp/content/000763756.pdf